東京株式市場は連休明け7日午前、大幅な反発を見せました。日経平均株価は一時600円を超える上昇を記録しました。この上昇は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ開始が遅れる懸念が後退し、連休中の米国株式市場が堅調に推移したことによるものです。午前9時15分現在、日経平均株価は連休前2日終値比545円55銭高の3万8781円62銭を記録しています。同様に、東証株価指数(TOPIX)も14・47ポイント高の2743・00を示しました。
また、3日に発表された米雇用統計では、労働市場の過熱感が軟化しつつあるとの見方が広まり、早期の利下げ開始期待が高まりました。これらの要因が相まって、投資家の買い注文が膨らみ、市場にポジティブなムードが広がりました。
今後も、米国の経済指標や金融政策に注目しながら、東京株式市場の動向に注視していくことが求められます。