eMAXIS Slimシリーズが投資家の注目を集め続けています。三菱UFJアセットマネジメントが運用するこのシリーズは、2024年5月15日に純資産総額10兆601億円を突破し、その成長の勢いは止まりません。
eMAXIS Slim全世界株式（オール・カントリー）と米国株式（S&P500）の優位性
4月の外国株式型の資金流入額1位は「eMAXIS Slim全世界株式（オール・カントリー）」で、これはグローバルな投資家からの支持を示しています。同シリーズの中でも「eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）」は、4兆3130.53億円（2024年4月末時点）の純資産残高を誇り、米国の主要企業に低コストで投資できるインデックスファンドとして人気です。
業界最低水準の運用コストの秘密
eMAXIS Slimシリーズは、「業界最低水準の運用コストをめざす」というコンセプトを堅持しており、競合他社が信託報酬を引き下げるたびに、同様の対応を行っています。この一貫した姿勢が多くの投資家から信頼を獲得し、シリーズの成長を支えています。
米国株市場の変動と今後の見通し
4月の米国株は下落し、ダウ平均は6カ月ぶりの下落となりました。しかし、eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）には高水準の資金流入が続いており、純資産残高は4兆円を突破しています。次の大台となる5兆円突破に期待が高まります。
ブラックロック・ゴールド・ファンドの魅力
一方、ブラックロック・ゴールド・ファンドは、金鉱企業への投資を通じて長期的な値上がり益を狙うファンドです。南アフリカ、オーストラリア、カナダ、アメリカなどの金鉱企業の株式を中心に投資し、専門家チームによる厳選された銘柄選定が特徴です。
まとめ
eMAXIS Slimシリーズとブラックロック・ゴールド・ファンドは、それぞれ異なる投資戦略を持ちながらも、投資家に対して魅力的な選択肢を提供しています。eMAXIS Slimシリーズの低コスト運用とブラックロック・ゴールド・ファンドの専門的なリサーチに基づく投資は、投資家の多様なニーズに応え続けています。
